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第百五十三回臨時国会

敬宮愛子内親王殿下のご誕生を心よりお慶び申し上げ、御名の通り愛らしく健やかにお育ち下さいます様、心から祈念するものでございます。

 九月二十七日に召集された第百五十三回臨時国会は、会期七十二日間を終え十二月七日に閉会致しました。この間、米国に於いての同時多発テロ事件、狂牛病の発生と、多難な国内問題に加えての大事件が加わりましたが、内閣提出法案三十三件が成立し、条約四件、承認案件一件、第一次補正予算、そして衆参の議員立法十三件が成立しました。「参議院の国会対策の責任者として、関係の皆様のご努力とご協力に心から感謝する」と最終日の議員総会でお礼申し上げました。

 この国会、自衛隊の活用の為の法律の制定や改正が、これほど実現した例は過去にありません。日本の安全保障政策の転換となった国会として政治史に残ることでしょう。テロ対策特別措置法は、軍事行動を行っている米国に自衛隊が後方支援する事、軍事行動が実際に展開されている状況下での処置は、自衛隊創設以来初めてのことでもあります。又、その後方支援のための自衛隊の活動が国会で承認されたのも前例がありません。次に、国連平和維持隊(PKF)本体業務も凍結が解除されました。自衛隊法の改正により、九九年の北朝鮮工作船の領海侵犯事件以来の懸案だった領海整備も強化されました。

 しかし、私の三十年間の主張である憲法上の問題、いわゆる欺瞞的憲法解釈では国際社会の平和と安全を守る為には限界であるということ。そして、冷戦時代の「一国平和主義」を根底から見直す必要があるという事が明らかになった国会でもありました。
さて、国会は閉会いたしましたが、野党は別として責任政党である自民党は年末に向けての仕事が山積です。税制改正あり、来年度の予算編成あり、そして特殊法人改革等々です。その過程にあって党内の権力闘争の糸口とも思える議論が少しずつ高まって来ました。このまま小泉総理の構造改革が進めば、景気も一時的に一層悪化し、失業者も増加するでしょう。公共事業一割カットなど、二〇〇二年度予算によって「痛み」に耐え切れず、「小泉離れ」が出るかもしれません。首相がこだわる国債発行三十兆円枠の棚上げなどを、麻生政調会長が提言しました。首相のトップダウンの不満や、田中外相への批判の根本には「来年の小泉政権は不安定」との予測もあるのでしょう。しかし、首相にとっての唯一の「武器」は国民の八〇%に近い支持です。この高支持は年を越し来年もしばし続く事でしょう。

 小泉内閣発足、そして参議院通常選挙の自民党圧勝。同時多発テロ発生、様々なことがありましたが、流れは自民党政治の本流のみで、野党の流れは枯渇したかの如きで、民主党も国家の基本政策で二つに割れ、その存在や如何に?の年でもありました。

 予算編成は十二月二十一日に終わるという見通しで、今年は内閣改造もなさそうです。来年十八日の党大会、二十一日の国会開会、そして三月末の予算成立まで大きな動きはなさそうです。

 昨夜は、赤坂の焼肉屋で総理と役員会メンバーの夕食会がありました。福田官房長官も同席。それぞれの思いは秘めながら楽しい雰囲気の会でもありました。

 国会が無事に終わり気が緩んだのでしょうか。少々風邪気味の日が続いています。向寒の砌、どうかご自愛専一にて年の瀬をお過ごし下さい。